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育てやすい子・育てにくい子って?実践編~睡眠について~

2019年05月22日 22:17  

育てやすい子・育てにくい子って?実践編~睡眠について~

幸田町、岡崎市、西尾市、蒲郡市に出張専門で産前・産後のケアを中心に開業していますさくらんぼ助産院の岩本知帆です。


育てやすい子・育てにくい子についての続きです。

ここでの育てやすい子は、ご機嫌に遊べて、しっかりご飯(おっぱい)が食べれて、快便で、しっかり寝れる子です。

もし、何かお悩みがあれば今の生活内容を見直してみてください♪
どうしたらよいのかわからない、困っている方はさくらんぼ助産院へご相談くださいね( ^ω^ )
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今回は『睡眠』についてまとめます。

皆さんのお子さんは何時に寝て何時に起きていますか? まずは早寝・早起きについてです。
長男(小学1年)の同級のお母さんから「うちの子朝は全く起きれなくて。」とお話を聞きました。
そこで就寝時間を聞いた所大体22時、たまに23時を過ぎることもあるそうです。
幼児期から変わらずの就寝時間だそうで、保育園の頃は8時頃起きていたそうです。
現在はお母さんが何度も起こし7時過ぎに何とか起きれると。。。

小学生がこんなに遅くまで起きていたら朝起きられなくて当然です。子供にとって睡眠はからだの成長のためにとても重要なものです。
寝ている間に成長ホルモンが分泌しからだの成長を促します。また、日中に疲れたからだと脳を休ませて回復させます。
成長ホルモンが最も多く分泌される時間帯は22時~2時の間。そして、入眠し熟睡している状態で分泌されます。なので、成長ホルモンを十分に分泌させるために遅くても21時までには就寝していてほしいです。

ここで、よく聞くお悩みに「20時には消灯しているのにお子さんが遊んでしまい寝てくれない」ということがあります。
このような場合、朝が起きれなく起床が7時を過ぎている事が殆どです。
この夜遊ばずにすんなり寝るための解決ポイントは「朝の起床時間」です。
夜にどんなに遅くに寝ても一日の生活バランスを整えるために「朝6時」には起床し活動を始めてください。

なぜかと言いますと、夜眠くなるホルモン「メラトニン」は朝起きて光を浴びた時に分泌されるホルモン「セロトニン」が12時間~14時間後に変化するものなので朝起きて日を浴びた時間かた12時間~14時間後に眠くなるから遅く起きた日は眠くなるのも遅くなるためです。
なので、早寝のためには早起きがポイントになります。

うちは現在6時よりちょっと前起床を心がけて生活しています♪←保育園から推奨されてまして平日の保育園でのお昼寝(12~15時)の状況を保育士さんから聞くことがあり、6時よりちょっと前起床した日と6時過ぎ起床の日でお昼寝の寝つきが全く異なるそうです。6時過ぎの起床だと

A君:寝つきが悪く、寝ても起きる時間より前に起きてしまう(睡眠が浅い)
B君:寝つきが悪く、起きる時間になっても起きられない(十分な睡眠時間か取れない)

など

休日も6時ちょっと前起床なのでお昼寝の寝つきはよく10分ぐらいで寝かしつけ終了します。

睡眠時間をまとめると
21時までには就寝、6時に起床です。

あと2つ大事なことがあります。

1つ目:夜、寝るときの環境は真っ暗にしてください。
豆電球のちょとの明かりでも脳は光に反応し休まりませんので真っ暗な環境が大切になります。

2つ目:テレビ・スマホなどブルーライトの刺激は寝る3時間前までに終了してください。
テレビやスマホなどのブルーライトの刺激は使用後も3時間は脳に残りますので、寝る直前まで使用していると熟睡出来なくなってしまいます。これは大人も同じですので寝る直前までスマホを見てゲームなどは睡眠の質を下げますので良眠のために大人の方も就寝3時間前からはブルーライトを避けてくださいね♪

お昼寝については別記事にまとめます。

育てやすい子・育てにくい子って?実践編~睡眠について~


■我が子へ伝える性教育講座 せいりのがっこうを東海愛知新聞社に取材頂き5/5に記事になりました( ^ω^ )

育てやすい子・育てにくい子って?実践編~睡眠について~


近日は6/27日13:00~岡崎にて開催です。

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Posted by さくらんぼ助産院 助産師 岩本知帆(いわもとちほ) │コメント(0)
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