2020年06月04日 14:58  

我が子が犯罪者に。。。

幸田町、岡崎市、西尾市、蒲郡市に出張専門で産前・産後のケアを中心に開業していますさくらんぼ助産院の岩本知帆です。

もし、ご自身の体調でお悩みがあれば今の生活内容を見直してみてください♪
どうしたらよいのかわからない、困っている方はさくらんぼ助産院へご相談くださいね( ^ω^ )
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衝撃的なタイトルですみません。
でもこれ、お子さんを持つ親御さんなら誰にでも起こりうることです。

普段から自分のお子さんといのちの話、セックスや避妊法など気兼ねなく話あえている方は大丈夫かと思いますが。

なんで、こんなタイトルにしたのか?

数日前のニュース。

西尾市の公園の植え込みに男児の遺体。トイレは血まみれ https://hicbc.com/news/article/?id=0004E05E

この事件どういうことだかわかりますか?

一人の女性が命がけで新しい命をなんの医療もないトイレで産みだしたんです。そして、その場に置いていかなければならなかった。

私も4人の子供がいますから、陣痛は経験してます。その痛みに耐えて。一人だったのかパートナーがいたのかは分かりません。

そして、助産師ですので出産が命がけなことも知ってます。

トイレが血まみれッて、赤ちゃんを産み落とした女性の命は大丈夫なのか?

日本は現代、出産で命を落とすことがほぼありません。

お産が命がけなんだよーと普段、妊婦さんに話しても『そうなんですか???』という反応です。

10数年、お産の現場におりますので危機的状況にも何度も立ち会ってますし、私も長男出産時に1Lの牛乳パック1本以上ザバーーと出血しています。命がけなことは出血だけではありませんが。

女性は本当に命をかけて新しい命を生み出してるんです。

現在も年間30人ぐらいはお産がきっかけでお亡くなりになってます。(お産で死亡した女性 1900年6200人 1980年323人 2017年33人)

年間30人弱に減少したのは、医療技術も上がり、緊急事態にも対応できる場があるから。

でも、この女性が出産したのは公園のトイレ。なんの医療もありません。

そんな選択をなければならなかった女性を思うと、一人の母としても女性としてもとても切ない。。。

そして、産み落として遺棄してしまった。

↑これでどんな理由があろうが犯罪です。

何でこんな選択になってしまったのか?

医療の場で産めない事情があったのだと思います。

産めない事情はさまざまだと思いますが、

性被害にあってしまい妊娠。誰にも言えず出産まで来てしまったということも。

未成年なのかもしれません。

正しい知識がないままに彼とセックスし、妊娠。親や周りの大人に相談出来ないまま出産になってしまった。

経済的理由かもしれません。

どんな理由にしろ、この結果は犯罪になってしまう。

そして、避妊しなかったのが悪いよね。お金に困ってるならシェルターとか色々あるじゃん。と事件になると産んだ女性の責任に。

そんな状況に置かれて冷静に情報を探して利用できるって難しいのではないでしょうか?

妊娠は必ずパートナーがいるのですが『知らなかった』で男性側は責任問題にならないことも。

私は、息子にはきちんと自分の行動に責任を持ってもらいたい。

娘にも待ち望んだ妊娠をしてもらいたい。

結婚や我が子を持つ、もたないはその子たちの選択です。

だけど、正しい知識がないがゆえに起こる望まない妊娠・出産はなくしたい。

なので、今からいのちを育むということ・性のことを年齢に合わせてはなしています。

そして、我が子にだけではなく誰にもこんな辛い思いはさせたくない!!

このようにニュースになることは、毎年なくなることはありません。

根本は適正年齢に妊娠する行為について、正しい避妊法について学ぶ機会をきちんと準備してあげられなかった

事にあると私は考えます。いのちの大切さを伝えるのも大事(学校教育でも伝えてくれてます)。

でもそこに積み重ねで、具体的な正しい知識を伝えることも大事!!←ここが日本の教育には足りない!!

性やいのちの話題を避ける大人たち。本当に今のままでいいですか??

我が子は大丈夫!!って自信ありますか?

幼いころから性やいのちの話をしている私自身も、我が子(息子・娘)は絶対に大丈夫とは言い切れません。

なぜなら、妊娠には相手がいることだから。そして、人は弱いから。

我が子だけが知ってたらOKではないと思っています。

性教育は性行為を話すだけの教育ではありません。

性行為なんてごく一部。

将来、妊娠したいと思うときに妊娠するための妊活教育。健康教育なんです。

性教育、性教育行っていますと『エロいですね~』とか言われることもありますが。

はい、幼いころからいのちの教育・性教育を受けれなかった私たち世代ですから性教育=エロいことになっていても仕方がないです。

性行為を性産業で学んでますから。加藤鷹さんやチョコボール向井さんからは子供に教えられるいのち事は学べませんよ。

お子さんを持つ皆さん。

我が子がこれから本当に健康で生きていくために親から伝えていかなければならないことがあります。

6月10日から親御さん向け2日間、お子さん向け1日の3日間の講座をぜひ聞いて我が子が置かれている現状を知ってください。

現在、0~6歳を育てているパパ・ママには少し先の話と思われがちですがお子さんの成長はすぐです。
そして、教育現場は数年では大きく変わらない。なので、今のうちから知っていただきたい内容です。

我が子が犯罪者に。。。

学校教育での性教育の現状と限界を知ってもらう講座

6月10日21:30~22:15 保護者向け 性教育の現状

6月11日21:30~22:15 保護者向け 知っておきたい対処法

6月12日21:00~21:45 小学5年生以上のお子様向け 性教育講座

お申込みはこちら:https://ws.formzu.net/dist/S5499405/


幸田町、岡崎市、西尾市、蒲郡市に出張専門で産前・産後のケアを中心に開業していますさくらんぼ助産院の岩本知帆です。

もし、ご自身の体調でお悩みがあれば今の生活内容を見直してみてください♪
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Posted by さくらんぼ助産院 助産師 岩本知帆(いわもとちほ) │コメント(0)
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